私が写真を撮り始めた1980年頃は、各社から個性豊かなカメラが 発売されていた。 雑誌「写楽」 1980年6月号に掲載されているカメラ広告を見てみた。 ・Canon A-1 「スーパー・シューター」カメラロボット シャッタースピード優先AE、絞り優先AE、プログラムAEが選べた。 プログラムAEは、一眼レフ初搭載。 従妹が持っていた。ギミック満載で、電池食い。 ・PENTAX ME SUPER 「ボタン映像2000」 超高速1/2000秒シャッターを搭載。 シャッター速度の設定は、ダイヤル式ではなく、UP/DOWNの ボタン式だった。 同級生が持っていた。ボタンが使いやすくはなかった。 ・Minolta X7 「音楽を楽しむように撮ろう。」 「いまのキミはピカピカに光って・・・」宮崎美子のCMが良かった。 ・FUJICA AX-5 「カメラは俺の触覚だ。」 5モードAE機。 ・OLYMPUS OM-10 「心を連写する」 「キミが好きだと言うかわりに、シャッターを押した」大場久美子の CMが良かった。 友人が持っていた。 絞り優先AE専用機だが、後付けのマニュアルアダプターがあった。 ・Konica FS-1 「ザ・ワインダー」 ワインダー内蔵一眼レフ。 ワイアレスリモコンとか、ショルダーホルスターとか、 面白いアクセサリーがあった。 ・CONTAX 137 MD QUARTZ 「世界初。クォーツ制御のモータードライブ内蔵。」 ・Nikon EM 「リトルニコン」 オート専用機 後輩の女の子が持っていた。父親がニコン使いだったらしい。 カメラ業界が活況で、楽しそう。